レトロめゲーマー コウ氏は2月22日から23日にかけ、RPG「ファイナルファンタジーIV」のピクセルリマスター版を用いた24時間連続配信を実施した。今回の挑戦では、戦闘システム「アクティブタイムバトル(ATB)」の速度を最高値に設定し、かつ「ウェイト」機能を使用しないという極めて難易度の高い制限を課した。コウ氏は配信冒頭、副鼻腔炎の影響による日程変更や、準備中の不慮の負傷による身体的苦痛を明かしたが、不眠不休でクリアを目指す強行軍を断行した。
挑戦の焦点となったのは、リアルタイムで進行する戦闘での判断速度である。最速設定下では敵の行動間隔が極端に短縮され、コマンド選択中の猶予が事実上消失する。特に物語中盤の「四天王」との連戦では、緻密な回復魔法の運用が追いつかず、全滅を繰り返す事態となった。視聴者からは「判断が1秒遅れるだけで致命傷になる」「コマンド選択の精度が試される過酷なルールだ」といった技術的困難さを指摘する声が相次ぎ、攻略の行方に注目が集まった。
コウ氏は、特定の装備品による属性耐性の活用や、補助魔法「スロウ」による敵の弱体化など、システムを熟知した戦略で局面の打開を図った。長時間に及ぶ配信で集中力が削られる中、キャラクターの離脱や再加入といった劇的な展開を攻略し、物語を終盤へと進めた。視聴者の間では、最速設定という極限状態での生存戦略が議論の対象となり、単なる娯楽の枠を超えた忍耐と精密操作の検証として、大きな議論を呼んだ。