インターネット配信者の左脳氏は9月30日、大手カレーチェーン店が提供する極限の辛さを謳った「20辛」カレーを完食する企画をライブ配信で実施した。本企画は、過去にリタイアした挑戦への「リベンジ」として位置付けられた。配信開始直後には、出前館を通じて購入したことを示すレシートや未開封の容器を画面上に提示。視聴者から投げかけられた内容のすり替え疑惑を払拭し、企画の透明性を強調する姿勢を鮮明にした。
実際の挑戦は、乳製品による辛味の緩和といった補助を一切排除した極めて過酷な条件下で進行した。完食を目指して短時間で食事を終えた同氏だったが、直後から激しい胃の痛みや吐き気、動悸、発汗といった深刻な身体的異常を繰り返し訴えた。配信内では「命の危険を感じる」と強い言葉で苦痛を表現する場面もあり、激辛食品の過剰な摂取が人体に及ぼす生理的な負荷の強さが露呈する結果となった。
視聴者からは同氏の執念を称える声が上がる一方で、身体的リスクを懸念する批判的な意見も寄せられた。同氏は完食後、AI音声アシスタントを介して健康管理に関する助言を求めたり、氷菓による冷却措置を講じたりするなど、事後対応に追われた。配信の最後には、今後も同様の身体を張った企画の継続に意欲を示したものの、ネット上での過激な演出と個人の健康保護のバランスという、配信業界が抱える課題を改めて浮き彫りにした。