ライブ配信者のしちゅー氏は17日の配信で、新興ライブ配信プラットフォーム「Kick(キック)」の運営側から直接連絡を受け、移籍を促す勧誘があった事実を公表した。近年、ライブ配信業界では高額な報酬提示を背景とした配信者の引き抜き競争が激化している。しちゅー氏は勧誘を受けたことを活動実績の表れとして肯定的に捉える一方、同サイトが求める長時間配信への対応が体力的に困難であることなどを理由に、現時点での移籍については慎重な姿勢を示した。
配信内では、活動の収益基盤である有料会員制チャンネルの現状についても言及した。現在、運営するチャンネルの会員数は約80名にとどまっており、視聴者からは提供コンテンツの質を巡る厳しい指摘が相次いだ。これに対し、しちゅー氏は過去の企画の滞りを認めつつ、今後の改善を約束した。また、前日に私生活上の精神的な理由から就業先を早退した事実や、都内での金銭紛失トラブルについても触れ、自身の不安定な精神状態と日常生活における課題を吐露した。
視聴者からは移籍への懸念や叱咤激励など多様な反応が寄せられた。しちゅー氏は独自の雑談配信を継続する意欲を強調しており、今後は季節に応じた屋外企画なども検討しているという。業界内の競争環境が変化するなか、既存顧客の維持と有料コンテンツの付加価値向上という、持続的な活動に向けた課題が浮き彫りとなっている。