配信者のねむこ氏は3日、自身の番組で今後の活動方針について言及し、ニコニコ生放送を主軸としつつも、ツイキャスなどの外部プラットフォームへ活動範囲を広げる方針を明らかにした。背景にあるのは、現行プラットフォームにおける収益性の低迷だ。同氏は過去に視聴者から詐欺被害に遭い、約350万円の負債を抱えていることを公表。生活費の欠乏により、手元の現金が1万円という極めて厳しい資金繰りに直面している現状を語った。
配信内では、高報酬を掲げる新興サイト「Kick」への移籍を巡り、視聴者との間で議論が交わされた。他配信者の移行が相次ぐ中、ねむこ氏は既存ファンからの反発や、誹謗中傷による私生活への実害といったリスク管理の観点から慎重な姿勢を示した。一方で、負債の早期完済という現実的な課題を前に、他サイトの収益力の高さは無視できない要因となっており、経済的自立を優先した多角的な配信戦略を模索する構えだ。
また、今後のキャリアについては、パートナーから生活の安定を求められているとし、コールセンター業界などへの就職を検討している可能性にも触れた。専業配信者としての存続か、あるいは堅実な労働による生活再建か。経済的困窮を端緒とした同氏の去就は、視聴者の間でも大きな関心事となっており、プラットフォームへの忠誠心と個人の生存戦略との間で揺れる配信業界の現状を浮き彫りにしている。