動画配信サービスの「ニコニコ生放送」において17日、歌唱イベントの公式番組出場権を懸けた最終日の広報活動が行われた。にさい氏は、東京都内の山手線全線約45キロメートルを12時間で徒歩踏破する過酷な企画を実施した。東京駅を起点とした外回りコースを選択し、5月としては異例の猛暑や重量のある携行品に苦慮しながらも、視聴者からの支援ポイントと連動して移動手段や休憩時間を決定する独自の仕組みを導入して進行した。
「お助けルーレット」と称するこの仕組みは、累計1万ポイントの寄付ごとに、徒歩の続行やタクシー利用、電車による駅区間の短縮(ワープ)などを抽選で決定するものだ。にさい氏は道中、知人の配信者から機材用バッテリーの提供を受けるなどの支援を得つつ、複数回の駅短縮を引き当てて北上を続けた。しかし、日中の気温上昇と長時間の歩行による肉体的疲労が重なり、終盤には精神的な限界を吐露して涙を流すなど、厳しい状況下での挑戦となった。
最終的ににさい氏は、日付が変わる直前に西日暮里駅付近で配信を終了した。イベントの最終順位は10位となり、目標としていた公式番組への出演条件である上位5位以内には惜しくも届かなかった。にさい氏は配信の最後で、2週間にわたるイベント期間中に寄せられた多くの応援や寄付に対し、深い安堵と共に感謝の意を表明して12時間を超える生放送を締めくくった。