インターネット配信者のしちゅー氏は10日、自身の生放送番組内で、脇の下を用いておにぎりを調理・成形する企画を実施した。配信において同氏は、炊飯直後の高温状態にある米飯を直接脇に挟み込み、成形する一連の過程を公開。視聴者からは食品の衛生管理の欠如を疑問視する声や、食料を娯楽目的で扱う姿勢への批判が殺到した。その一方で、配信プラットフォーム特有の過激な演出を娯楽として享受する層からの反応も混在し、インターネット上で大きな物議を醸した。
調理中、しちゅー氏は自身の発汗や特有の体臭を「風味」と称し、完成したおにぎりを自ら試食。視聴者からは食中毒の発生を懸念する警告が相次いだほか、過去の他配信者による同様の企画との類似性を指摘する書き込みも目立った。これに対し、同氏は「あくまで調理手法の一つであり、完食すれば遊びではない」と反論。配信の後半では、自身が活動拠点とするプラットフォームの「アングラ(地下)」な性質を好んでいると言及し、注目を集めるための過激な演出と公序良俗の遵守という、ライブ配信が抱える倫理的課題を改めて浮き彫りにした。
番組終盤において同氏は、2月中旬に都内の公園で予定している交流イベントで、手作りの菓子を配布する計画にも言及した。一連の配信内容は切り抜き動画として外部SNSでも拡散されており、プラットフォーム外の一般利用者からも厳しい視線が注がれている。ライブ配信における「表現の自由」と、衛生観念や社会的通念との乖離を巡る議論は今後も継続するとみられ、配信主個人のモラルのみならず、運営側の管理体制も問われる事態となっている。