いつき氏は24日、公認会計士試験に向けた学習の現状と、職業の将来性に対する危機感を語る配信を行った。同氏はすでに短答式試験に合格し、8月の論文式試験を控える段階にあるが、配信内では「燃え尽き症候群」の状態にあると吐露。自身の視聴者数が低迷している現状を「消費されて終わった過去の人」と自嘲気味に評し、難関資格への挑戦とネット配信という二つの活動の狭間で、深刻な心理的葛藤を抱えている実態を明らかにした。
議論の中心となったのは、生成AI(人工知能)の進化が会計専門職に与える影響である。いつき氏は、将来的に監査業務の多くがAIに代替される可能性を指摘し、多大な時間を費やして資格を取得することの投資対効果に疑問を投げかけた。視聴者からは「資格に安心はない」との厳しい指摘も飛んだが、同氏は「資格を取得しても人生安泰という時代ではない」と述べ、専門職を取り巻く環境の変化に強い不安感を示した。若手受験生の間で広がる職域減少への危機感が浮き彫りとなった。
また、学習者同士の相互扶助を目的に外部コミュニティの設立を模索したが、視聴者との接触を巡るトラブルにより難航した。専門資格の取得という私的な目標が、配信という公的な活動によって阻害されるジレンマが露呈した形だ。同氏は、合格のみが現状打破の道であると結論づけたものの、将来に対する不透明な苦悩は解消されぬまま配信を終えた。