5月19日、オオマユ氏は動画配信サービスにおいて、プラットフォーム間の収益性や運営体制に関する見解を述べた。当初予定していた他社サービス「Kick」での配信が困難となったことを受け、急きょニコニコ生放送を実施。同氏はKickにおける特定の用語に対する検閲制度や、約7秒に及ぶ通信遅延などの制約を指摘し、視聴者との円滑な交流における技術的な不便さを強調した。
配信内で同氏は、Kickでの過去の収益が1時間半の活動で約1100円にとどまった実績を明かし、既存プラットフォームの収益化機能との差異を分析した。また、自身の職業生活にも言及し、現在は正規雇用労働者として月給21万円を得ていると説明。配信収益に過度に依存しない経済基盤を構築している現状を報告した。これに対し視聴者からは、他サービスへの誘導を主目的とした放送内容に対する厳しい批判が相次いだ。
視聴者の間では、同氏のプラットフォーム移行を「利益優先の行動」と捉える向きが強く、コミュニティのあり方を巡る議論が紛糾した。放送終盤、同氏は今後の配信活動について再考する意向を示唆して終了した。動画配信市場の競争が激化するなか、配信者の活動拠点選択と視聴者感情の乖離が改めて浮き彫りとなった形だ。