ミュート氏は8日から9日にかけて、24時間にわたり「ドラゴンクエストVII」のゲーム実況を公開した。配信の中で同氏は、昨今インターネット上で相次いでいる配信者の私生活や過去に関する情報流出問題に触れた。特定の女性配信者が過去の交遊関係や職歴を暴露された件に対し、同氏は「人間は完全潔白ではあり得ない」と指摘。視聴者が配信者に清廉潔白な虚像を求める風潮に対し、事実に基づいた冷静な視点を持つべきだとの持論を展開した。
併せて、自身の障害者手帳の保有事実が第三者により開示された事案についても言及した。同氏は、公表による利点が乏しいために敢えて言及してこなかったと経緯を説明。個人情報の不当な開示が配信者間の関係性に与える影響について懸念を示しつつ、自身の信条としてありのままの姿を提示し続ける意向を表明した。情報が飽和する配信業界において、情報の取り扱いやプライバシー保護の難しさが浮き彫りとなった。
企画の主眼であった「不眠」の維持については、配信中に数分間の無操作状態や睡眠が度重なったことで、視聴者との間でルール解釈を巡る論争が勃発した。失敗時の罰則として顔面への一時的な刺青(タトゥー)や海外渡航が提案されるなど、過激なエンターテインメント性を求める視聴者の反応が目立った。長時間に及ぶ過酷な配信企画における運営の透明性と、配信者の自己規律のあり方が改めて問われる形となった。