藻郎氏は一月二十七日、一九九九年発売のアドベンチャーゲーム「北へ。White Illumination」のライブ配信を実施した。開始直後、使用機材である「ドリームキャスト」が映像出力を停止し、配信が一時中断する事態に見舞われたが、機材設定の修正により速やかに復旧。長時間の配信を通じて主要ヒロインの一人である里中小杖ルートを完遂させたが、作中の極めて異色なシナリオ展開が視聴者の間で大きな議論を呼んでいる。
議論の焦点となったのは、ヒロインの小杖が傲慢な言動を繰り返した末、観光地である羊ヶ丘展望台において主人公が同氏に対し暴力を振るう場面だ。現代の倫理観では容認し難い描写だが、同作においてはこれを契機にヒロインが従順な態度へと変容し、最終的に「春エンド」と呼ばれる円満な結末に至る。視聴者からは、四半世紀前の作品が持つ過激な演出や、暴力によって恋愛関係が発展するという描写に対し、驚きや戸惑いの声が数多く寄せられた。
藻郎氏は配信後半、複雑な攻略条件に苦慮しながらも、粘り強い操作で物語を完遂させた。コメント欄では当時のインターネット文化を反映した台詞回しへの関心も高く、レトロゲーム機を通じた作品の再評価が進んでいる。同氏は次回、残るヒロインである春野琴梨の攻略に挑む意向を示しており、今後も当時の文化的背景を読み解く配信が続く見通しだ。