Q-CHAN牧師氏は14日早朝の配信で、聖書のマタイ福音書5章38節から48節を取り上げ、「神の愛は無抵抗である」と主題に据えた。同氏は「目には目で」と記された旧約の律法の本来の趣旨が過剰な復讐の禁止にあると指摘。その上で、イエスが「悪い者に手向かってはいけません」と教え、報復や敵対意識を排し、善をもって悪に応じるよう求めた点を強調した。具体的な聖句として、右の頬を打つ者に左の頬も向ける行為を「相手を侮辱されても復讐せず、愛を示す態度」と解説。また、服を取ろうとする者に上着も与え、1ミリオン行けと強いる者と2ミリオン行くことは、争いを超えて相手を愛する神の愛の実践と説いた。
さらに、敵を愛し迫害する者のために祈るよう命じた聖句に触れ、「復讐の応酬ではなく、神の愛による先行的な愛こそがクリスチャンの生き方」と述べた。配信では、インド独立の指導者ガンジーがイエスの教えから非暴力・無抵抗主義の影響を受けたと紹介する場面もあった。視聴者からは「どんな時も許し愛するのが神の愛」と共感を示す声が上がる一方で、戦争や紛争を念頭に「現実に無抵抗は難しい」との意見も見られた。
同氏は配信の終盤、十字架を「無抵抗の神の愛の象徴」と位置づけ、復讐や敵意を捨てて愛に生きる決心を促した。配信全体を通じて、人間の応答的な愛を超えた神の愛の実践を呼びかける内容となった。