クルル氏は2026年4月17日、東京都内を中心に約11時間半にわたりフードデリバリーの配達業務に従事した。ホンダのスクーター「PCX」を使用し、Uber Eatsや出前館、ロケットナウといった複数のプラットフォームを併用。都心の入り組んだ道路状況や駐車場所の確保といった実務上の課題に直面しながら、深夜に及ぶ連続稼働を継続した。氏の目的は借金返済に向けた資金確保や、その後の金融取引に向けた運用資金の蓄積にあるという。
業務中、氏は特定の時間内に規定件数の配達を完遂することで得られる「ミッション報酬」の獲得を試みた。しかし、都心のタワーマンションにおける防災センターでの入館手続きや、駅構内店舗での集荷に伴う時間ロスが業務効率を阻害した。さらに、稼働終盤にはガソリン残量の低下により給油を優先せざるを得ない局面も生じた。最終的には夕方からのミッション目標である15件に対し、給油や交通事情の影響で14件の配達にとどまり、完全達成を逃す結果となった。
最終的な総収益は約1万8000円弱と見られ、経費や稼働時間を考慮すると効率面での課題が示唆された。氏が配達を終えて夕食を摂る場面では、長時間の運転による疲労や夜間の冷え込みへの対策不足を吐露した。視聴者からは、都心での配達に伴う交通事故のリスクを懸念する声や、プラットフォームごとの報酬体系に対する分析などが寄せられた。個人の裁量に委ねられた過酷な労働環境と、不安定な報酬体系の一端が改めて浮き彫りとなった。