うなぁ氏は6月6日、東京都新宿区の歌舞伎町において、所持品を順次より高価な物品と交換し、最終的な到達点を探る「リアルわらしべ長者」と称する企画を実施した。コルク栓を起点としたこの試みは、深夜に及ぶ約6時間の活動を通じて、都市部における偶発的な価値交換の実態を浮き彫りにした。人流の激しい繁華街を舞台に、ライブ配信を通じて視聴者が見守る中で行われた本企画は、現代的なコミュニケーションと物々交換の融合という側面を見せた。
交換の過程では、現金やサンダル、モバイルバッテリー、衛生用品など、都市生活に密接した物品が順次やり取りされた。一時は中古イヤホンや飲料水への交換により、市場価値が相対的に低下する場面も見られたが、最終的にはブランド物のハンカチや衣類、嗜好品など多岐にわたる物品を手中に収めた。道中では他の配信活動者や一般通行人との接触が相次ぎ、その都度、物品に付随する文脈が交換の判断材料となった。視聴者からは、歌舞伎町の特異な治安環境や、交換される物品の実質的価値の乱高下に対して、冷ややかな分析から期待を込めた指摘まで多様な反応が寄せられた。
本企画は、物理的な物品の交換にとどまらず、都市の路上における人々の相互作用を可視化する結果となった。最終的に一定の成果を得て終了したが、都市部でのこうした活動に伴う安全確保や、交換における価値判断の難しさが改めて浮き彫りとなった。