青色ろく氏は14日、商業施設からの帰路を徒歩で移動しながら生配信を実施した。防寒用の衣服に金髪のウィッグを着用した姿で登場し、約1時間にわたり視聴者との対話を継続。配信内では、銀行残高の確認を好む堅実な金銭感覚や、かつて抱いていた音楽家への夢を断念した経緯などを淡々と語った。こうした日常的かつ個人的な情報の開示に対し、視聴者からは親近感を示す反応が多数寄せられた。
一方で、配信中に映り込んだ背景映像から現在地を特定しようとする視聴者が相次ぎ、安全面での課題が浮き彫りとなった。電柱や看板、列車の走行音などを手掛かりに位置情報の推測が試みられ、一部では配信場所に直接赴く「リア凸」と称される行為を示唆する書き込みも見られた。青色ろく氏はこうした行為を明確に拒絶する姿勢を示したが、匿名性の高い空間特有の文化を持つ視聴者層との間で、プライバシー保護を巡る緊張感が生じる場面があった。
今回の配信は、愛玩動物との交流など平穏な光景が映し出された一方で、個人による屋外生配信が抱える防犯上の脆弱性を改めて露呈させた。スマートフォンの普及で容易となった映像発信は、視聴者との距離を縮める反面、意図せぬ情報の流出や物理的な接触リスクを常に伴う。個人配信者における公私の境界線の維持が、今後の重要な課題となる。