インターネット配信者のさすらい氏は二十二日夜から二十三日未明にかけ、大阪・道頓堀にて川に飛び込む行為を予告する動画配信を継続した。同氏は配信の中で、視聴者から一定額以上の金銭的支援(ギフト)が贈られることを条件に、戎橋付近から入水する意向を繰り返し表明。現場には撮影補助を自願した視聴者も合流し、防寒着を脱ぐなど実行直前の状況を演出した。しかし、最終的に同氏は生命の安全に対する強い懸念を理由に、計画を断念するに至った。
配信中、さすらい氏は高額ギフトの獲得を強く要望し、その対価として飛び込みを位置付ける姿勢を鮮明にした。これに対し視聴者からは、公共の場所における危険行為の助長や、金銭授受を目的とした過激な演出に対し、否定的な意見や倫理的責任を問う批判が相次いだ。議論は白熱し、同氏の行動を「投げ銭目的の迷惑行為」と断じるコメントが目立った。また配信内では、視聴者から二万円相当の電子マネーの送金を受け、中古の通信端末を即座に購入するなどの経済活動も確認された。
最終的にさすらい氏は、川の流速や水位を目視で確認した後、「死ぬと思った」と述べ、自身の安全を最優先に計画を撤回した。同氏は今後、東京都内での格闘技イベントへの出場や、位置情報を用いた大規模な企画を模索しているという。インターネット上の動画配信における、投げ銭による過激演出の誘発と公序良俗の維持という課題が、改めて浮き彫りとなった。