2026年1月21日、配信者のたにく氏は、インターネット動画配信者を取り巻く治安の悪化と、安全確保の在り方について言及した。契機となったのは、多額の投げ銭収益を得る養分伊藤氏が拉致・監禁され、数億円の身代金を要求されたとされる事件だ。たにく氏は、個人情報を不特定多数に公開する行為が、犯罪集団による「配信者狩り」を誘発している現状に強い懸念を示した。
視聴者からは、資産状況の誇示に対し「自業自得」との厳しい声が上がる一方、一義的には犯罪者が断罪されるべきだとの議論が交わされた。たにく氏は、かつての長者番付掲載者が標的となった歴史に触れ、可視化された富が収奪の対象となるリスクを指摘。顔出し配信のリスクを再認識し、Vチューバーへの転換や物理的な防犯強化、徹底した情報管理などの自衛策を講じる必要性を強調した。
さらに、同氏は社会の治安悪化を背景に、SNSを用いた「闇バイト」の脅威についても警鐘を鳴らした。居場所や資産状況が容易に特定される現代において、配信者が抱える物理的リスクは看過できない。たにく氏は、配信者が利益を得る代償として身体の安全を危険にさらす現状を憂慮し、業界全体でのリスクマネジメントの再構築を強く促した。