ミュート氏は三日、自身の生放送において、デジタル資産の一種であるデジタルカード「ニコFT」を四日正午より発売すると発表した。発行枚数は一点のみに限定し、販売価格は三十万円に設定した。今回の販売は、動画配信サービス「ニコニコ」が主催する大規模イベント「ニコニコ超会議」への出展に関連したキャンペーンへの参加を目的としている。同氏は、売上流通額が上位三名に入れば会場内の展示ブースが豪華になる特典を得られると説明し、希少性を強調して支援を呼びかけた。
背景には、先般実施されたランキングイベントに伴う収支の悪化がある。ミュート氏は、海外遠征費用等を含めた赤字額が約三十万円に達したことを明かし、本商品の売上をその補填に充てる意向を示した。購入者への特典として、自身との定期的な通話権利や食事会の開催、今後制作するグッズの全セット進呈などを柔軟に検討する方針だ。視聴者からは、実体のないデジタルデータに対する高額な価格設定について、妥当性や転売時の資産価値を疑問視する声が相次いだ。
また、配信内では確定申告や外国為替証拠金取引(FX)に伴う納税負担についても言及された。同氏は多額の税金や社会保険料の支払いを控え、現在の資金繰りの厳しさを吐露。公約としていた罰ゲーム企画等の実施についても、事務手続きの完了を優先するとして後日に延期する考えを示した。デジタル資産の販売を通じた新たな資金調達手法の成否に対し、視聴者の関心が集まっている。