配信者のZNK氏は16日、自らの配信番組において、動画配信プラットフォーム「Kick」でのフォロワー数が「ニコニコ生放送(ニコ生)」での数値を上回る見通しであることを明らかにした。ZNK氏は、現在のニコ生の現状を「停滞している」と分析し、特定グループによる閉鎖的な環境が新規視聴者の流入を阻害しているとの見解を示した。同氏は今後、Kickを中心とした活動に軸足を移す方針を示唆しており、既存プラットフォームからの有力配信者の流出が改めて浮き彫りとなった。
配信内では、2026年の配信業界における勢力図についても言及がなされた。ZNK氏は、長年上位を占めてきた既存配信者の影響力が減退し、新人配信者への世代交代が加速するとの予測を提示した。具体的には、「ゆるちゃま」氏や「まめ」氏といった新興勢力の台頭を挙げ、特に視聴者からの寄付(ギフト)を収集する能力に長けた配信者が市場を牽引するとの分析を行った。視聴者からは同氏の分析に対し、既存メディアの衰退を懸念する声が上がるなど、議論を呼んでいる。
また、ZNK氏は格闘技イベント「暗黒武術会」への出場に向けた準備状況も報告した。練習に伴う費用負担やチケットの直接販売の必要性に触れ、配信活動の収益化と多角化における課題を指摘した。確定申告を控えた財務状況の不安定さも露呈しており、個人配信者が直面する事業継続上のリスクが改めて示された形だ。プラットフォームの変遷と個人の活動持続性の確保が、今後の業界における主要な論点となる。