アラジン氏は2026年3月21日、神奈川県内におけるフードデリバリー配達業務の現状を報告した。今回の配信で中心となった論点は、次週より運用が開始されるインセンティブ制度「クエスト」の仕様変更に関する課題である。氏の説明によると、新制度では設定された回数の乗車を達成する際、注文の拒否回数に上限が設けられる。これにより、従来のような低単価案件を排除し高単価案件を選択する立ち回りが困難になり、実質的に提示された全ての注文に応じる「全員受け」に近い対応が求められる見通しを述べた。
実働面では、横浜市南区や金沢区周辺をバイクで走行し、数件の配達をこなした。三連休の中日ということもあり、幹線道路の渋滞が業務効率に影響を及ぼす場面も見られた。氏は、地域ごとの需要の多寡を示す独自の指標に基づき、西区や川崎区などの高需要エリアへの遠征も視野に入れていると言及した。一方で、移動距離に見合わない報酬体系や、ナビゲーションシステムの不正確さがもたらす業務上のロスに対し、改善を求める姿勢を示した。
視聴者からは、制度変更後の稼働環境を憂慮する声や、他社プラットフォームの併用を勧める意見が寄せられた。業務の合間には飲食店での休憩を挟みつつ、氏は「来週からは選ぶ自由がなくなる」と評し、制度変更が個人事業主である配達員の戦略に多大な影響を及ぼす現状を強調した。今後、受諾率の制限が強化される中で、いかに収益性を維持するかが大きな焦点となっている。