角煮サイダー氏は10日、2025年に公開された二次創作動画「音MAD」を対象とした独自企画「音MAD10選で13票以下の音MADn選2025」の結果発表を行った。同企画は、年末の恒例行事である「音MAD10選」において、得票数が13票以下に留まった作品を再評価する試み。5時間を超える配信の中で、特定の評価軸に収まらない多様な感性を備えた作品が次々と紹介された。
配信内では、アニメ作品『虚構推理』を題材とした緻密な語りを含む動画や、スマートフォンのゲームアプリ「パズドラ」の広告表現を揶揄した独創的な作品などが取り上げられた。書き起こし資料によれば、虚構と真実を巡る複雑なロジックを音MADの文脈で再構築する試みなど、技術的かつ実験的な表現が相次いだ。角煮サイダー氏は各作品の背景や構造を丁寧に拾い上げ、既存のランキングでは埋もれがちな制作者の意図を浮き彫りにした。
視聴者からは、長時間の放送にもかかわらず「初手のレベルが高すぎる」「過小評価されていた作品が日の目を見て嬉しい」といった好意的な反応が寄せられた。最終的には「ビリヘリ」に関連する作品が高い支持を集め、全日程を終了した。同企画は、定量的な評価が難しいインターネット文化において、少数派の支持を掬い上げる文化的な役割を担っており、今後の継続を望む声も多い。