1月22日から23日にかけて、インターネット配信者の中村氏が「配信休止」を宣言しながら約11時間にわたり配信を継続した。冒頭、中村氏は謎の不安感や頭痛を理由に休止を伝えたが、その後も視聴者のコメントに反応する形で配信を維持した。この一連の言動に対し、視聴者からは言行の不一致を指す「ファンタジー」との指摘が相次ぎ、配信者の発信内容の信頼性を巡る議論が再燃している。
配信中、中村氏は政治家や他配信者の動向についても言及した。山本太郎氏の記者会見について「気持ちよかった」と評価を下す一方、特定の政党を激しく批判するなど、持論を展開。これに対し視聴者側も、身体的特徴を揶揄する表現や他配信者との対立を煽る投稿を繰り返した。こうした過激なやり取りの応酬は、配信空間における公共性と個人の尊厳の維持を巡る課題を浮き彫りにした。
中村氏は最終的に「寝配信」と呼ばれる睡眠状態を中継する形式に移行したが、休止宣言を事実上撤回した形での長時間放送となった。ネット上では、配信者が注目を集めるための演出として矛盾した情報を意図的に発信しているとの見方が強い。デジタル空間における情報の透明性と、配信者が負うべき説明責任の在り方が改めて問われている。