ニコニコ生放送で活動するくろず氏は1日、有料のプレミアム会員を解約し、一般会員へ移行したことを表明した。これにより、1枠あたりの最大配信時間は4時間に制限される。同氏は、月額料金の改定に対し付加価値が十分でないことを理由に挙げ、今後は運営側による還元施策等の動向を注視する意向を示した。視聴者からは、費用対効果を重視する姿勢を肯定する意見がある一方、長時間にわたる屋外配信の継続性を懸念する指摘も相次いだ。
同日、くろず氏は京都府京都市伏見区の宇治川河川敷において、屋外調理を伴う配信を展開した。この中で、市内の公共施設で開催された「伏見わくわくフェスタ2026」の視察や、衆院選の期日前投票の完了を報告した。地域行事の視察では、警察車両の展示や学生による演目等の様子が伝えられたが、同氏は家族連れが主体の会場環境に対し、単身の配信者としての所在のなさを淡々と記述するにとどめた。
動画配信基盤の有料会員維持を巡っては、会費引き上げを機に利用者の選別が加速している。長時間の生放送を主眼とする個人配信者にとって、一般会員への移行は制作上の制約に直結する。しかし、くろず氏は一般会員の増加という市場環境を指摘し、経済性と利便性の均衡を追求する方針を強調した。