2026年1月15日、風のニャン太郎氏は茨城県大子町の袋田の滝を訪れ、約3時間にわたり現地の状況をライブ配信した。今回の配信で特筆すべきは、同氏が普段使用しているボイスチェンジャーを介さず、全編にわたって「地声」による実況を行った点だ。これに対し、視聴者からは驚きとともに肯定的な意見が相次ぎ、同時視聴者数は一時150人を超えるなど、同氏の配信としては異例の注目を集めた。
滝の頂上付近を目指す行程では、想定外の急勾配や未舗装路に直面した。同氏は水分を十分に用意せず登山を開始したため、深刻な体力消耗を訴える場面が見られた。配信中、同氏は自身の活動方針についても言及した。従来の「可愛い系」のイメージを維持し、ファンから愛護的な扱いを受けることを望む一方で、ありのままの姿で視聴者を笑わせる現在の「芸人枠」的なスタイルとの間で、深刻な葛藤を抱えている実態が浮き彫りとなった。
視聴者からは「地声の方が自然で良い」といった支持が寄せられたが、同氏は既存ファンとの関係性が変化することに不安を滲ませた。配信の終盤では、新拠点への転居報告を交えつつ、2026年の活動継続に向けた決意を語った。インターネット上の匿名性の高い空間において、配信者が自己のアイデンティティーをいかに再定義するかという、現代的な課題を象徴する配信となった。