配信者のうりり氏は21日、自身の生配信において、個人クリエイターが直面する契約上の不透明なリスクについて言及した。同氏によると、以前より受諾していた制作案件の依頼主と連絡が途絶し、当該人物のSNSアカウントが削除されていたことが判明したという。金銭的な実害は回避されたものの、作業スケジュールの確保や進捗管理において不利益を被る事例として、視聴者の間でも具体的な対応策を巡る議論が交わされた。
個人間での制作受諾においては、今回のような突然の音信不通や、いわゆる「バックレ」行為が恒常的な課題となっている。視聴者からは、法的紛争を回避するための通信記録の保存や、着手金等の前払い制度の導入を推奨する意見が相次いだ。うりり氏は自身の活動経験に基づき、事務作業の煩雑さを避けつつも、将来的なリスクヘッジとしてキャンセル料の設定や契約の厳格化を検討する必要があるとの認識を示した。
また、配信内では画像生成AI(人工知能)の普及が業界に与える影響についても議論が及んだ。技術革新がもたらす利便性と、制作物の真贋証明や著作権保護の難化という背反する課題が浮き彫りとなった。個人クリエイターが持続的に活動を維持するためには、表現技術の向上に加え、実務上の権利保護や契約慣行の整備が急務となっている。