インターネット配信者のtako氏は21日、規定の激辛カレーを完食できなければ頭髪を剃(そ)り落とすという企画をライブ配信した。同氏はカレーチェーン店の「20辛」と称する商品を制限時間内に完食することを目指し、配信を開始。食事中には手指のしびれや視覚の異常といった体調の変化を訴える場面もあったが、開始から約30分で完食に至った。過酷な条件下での完食達成により、当初公約としていた剃髪(ていはつ)は回避される形となった。
配信内では視聴者から多くの反応が寄せられ、一時は数万件規模のコメントが投稿される事態となった。完食までの過程において、一部の視聴者からは内容物の真偽を疑う声や、演出の過剰さを指摘する意見も上がったが、tako氏はこれらを否定した。同氏は完食後、自身の活動期間が約2カ月と短いことに触れつつ、配信歴17年の今川ギララ氏を次なる挑戦者として指名。この「バトン」の継承と称する指名行為は、視聴者間での議論をさらに加速させる要因となった。
放送の終盤、tako氏は今川氏に対し、自身の視聴者をレイド(誘導)する形で激辛企画を実施するよう強く促した。これに対し、今川氏側も外部SNS上で応じる姿勢を見せるなど、配信者間の相関関係を利用した新たなコンテンツ展開の兆しを見せている。身体的負担を伴う過激な企画が注目を集める現状は、動画配信市場における視聴者獲得競争の激化を象徴するものといえる。