島崎直人氏は2日、福島県相馬市や浪江町などの沿岸部を訪れ、東日本大震災の震災遺構や復興拠点を視察した。同氏は午前、相馬市の「浜の駅松川浦」にて特産のホッキ飯などを食し、地域の食文化を通じた復興状況を確認した。その後、鵜ノ尾埼灯台周辺を巡り、太平洋を望む景観を視察。震災から歳月が経過した現地の様子に触れつつ、当時の大規模な津波の脅威について改めて関心を示した。
浪江町では、震災遺構に指定されている請戸小学校を訪問した。同校は津波で校舎2階まで浸水しながらも、迅速な避難判断で児童全員が無事だったことで知られる。島崎氏は、波の威力でひしゃげた扉や15時37分で停止した時計、近隣の高台への避難を記録したパネルなどを詳細に確認した。視聴者からは、震災の教訓を風化させない姿勢への評価や、当時の被害を振り返り防災意識を高めるコメントが相次いだ。
最後に双葉町の「東日本大震災・原子力災害伝承館」を訪れた。島崎氏は施設内での発信を試みたが、他の来館者への配慮からライブ配信を制限する運営側の説明を受け、速やかに配信を終了して私的な見学に切り替えた。視察を通じ、同氏は原子力発電の安全性や資源問題といった広範な社会課題についても言及。現地を直接訪れ、歴史的事実を学ぶことの意義を強調した。