映像配信者のポンコツびぃちゃん氏は23日、自身のライブ配信において、少額投資非課税制度(NISA)を物品の購入やサービスの割引が受けられる消費制度と誤認する場面があった。配信は転居に伴う見積もり報告から始まり、同氏は所有物を最小限に抑える「ミニマリスト」への転身を表明した。家事の省力化を目的に高額な全自動洗濯機の導入を検討する過程で、視聴者から資産形成の手段としてNISAの活用を提案されたことが議論の契機となった。
同氏はNISAについて「お買い物ができるのか」と問い、視聴者から寄せられた「牛タンや寿司が安価に購入できる」「婚活の支援を受けられる」といった虚偽の情報を真に受けた。さらに、農産物の開発や歴史的事象との関連性を示唆する冗談に対しても、制度が「日本を担っている」と述べるなど、本来の趣旨である投資収益の非課税措置とは著しく乖離した解釈を露呈した。金融制度に対する同氏の理解不足が、視聴者間の大喜利的な反応を誘発する形となった。
配信内では虚偽情報による混乱を懸念する声や、同氏のリテラシーを問う意見が交錯したが、やり取りは自身の撮影会の告知を行うまで継続された。公的制度を巡る誤情報の拡散と、それを娯楽として消費する視聴者の構図が鮮明になった。最終的に同氏は多忙を理由に配信を終了したが、資産運用への関心が高まる中で、情報発信者の知識水準の在り方が改めて浮き彫りになった。