打撲氏は12日、ゲーム映像の不具合等によって変貌したキャラクターの容貌を競う「にしきがおコンテスト2026」を開催した。本催事は、特定の操作やプログラムの改変により発生する視覚的な不具合、通称「バグ」を一種の表現物として評価する有志による恒例の企画である。最新の次世代機から往年の家庭用ゲーム機まで幅広い機種を用いた作品が投稿され、約3時間にわたり各ブロックでの選考が行われた。
選考過程では、実在の人物を題材とした作品や、抽象的な造形へと変貌した作品が多数提示された。特にBブロックを勝ち抜いた麻雀ゲームのバグ作品や、特定の教育ソフトに登場する教授の顔面が不自然に歪められた作品などが、その衝撃的な容貌から強い注目を集めた。最終局面となる決勝戦では、倫理的あるいは視覚的な危うさを内包した候補が並ぶなか、計4作品が最高位を争う熾烈な展開となった。
視聴者アンケートによる最終審査の結果、もかちゃん氏が投稿した「メモリモリモリ武豊」が大賞に選出された。本作品は、顔面に重なる文字情報が意図せず整合性を持ち、独特の視覚効果を生み出した点が評価に繋がった。視聴者からは、審査対象の過激さを案じる声の一方で、大賞選出への納得感や語感の良さを称える反応が相次いだ。打撲氏は最後に、来年以降の開催への意欲を述べ、祭典を締めくくった。