「RTA in biim 5th anniversary」が5月4日に開催された。同大会の企画「ニコニコRTA学会ベータ」において、秋やぼ氏は「おしっこ我慢しているとゲームが上手くなる可能性についての検証」と題した発表を行った。この検証は、オランダのトゥウェンテ大学が報告した「抑制のスピルオーバー効果」の仮説に基づいたものだ。身体的な自制心が他の領域の意思決定にも波及し、衝動的な選択を抑制することでプレイの質を向上させるという理論の妥当性を、自らの実走データを用いて検討した。
秋やぼ氏は、自身の14時間に及ぶ配信内で行った「ペルソナ3 ポータブル」等の実演を分析。尿意を抑制していた前半の4時間は、パーティ解散の失念やスキルの習得漏れといった致命的なミスが相次いだ。一方で、排尿によるリセットを行った後の後半4時間は大きなミスがなく、操作精度が安定したという。検証の結果、同氏は尿意抑制による技術向上の効果を否定。「我慢の必要はない」とし、むしろ日頃の練習量や精神状態の維持が記録短縮に寄与するとの見解を示した。
学術的な知見と実技の相関を論じたこの発表に対し、視聴者からは健康への配慮や環境整備に関する多様な意見が寄せられた。本大会はゲームの攻略技術を共有するだけでなく、独自の仮説を検証する場としても定着しつつある。