配信者の向日葵氏は12日、自身のSNS投稿が特定企業への風評被害を招いた件について、企業側から直接の連絡を受けたことを明らかにした。事端は、同氏が自宅エアコンの脱落事故を巡り、購入履歴のない大手通信販売会社「ジャパネットたかた」の施工責任を示唆する虚偽の内容を拡散させたことに始まる。当該投稿は約700万回閲覧されるなど異常な注目を集め、同社の社会的信用を損なう懸念が生じていた。
同日の配信中、同社から入った電話の内容は、設置状況の確認および関連業者の紹介といった事後対応の申し出であった。一時は損害賠償等の法的措置が懸念されていたが、企業側の真摯な対応により事態は収束へ向かっている。しかし視聴者の間では、同氏が騒動の最中に娯楽的な配信を継続したことや、過去の謝罪配信での不適切な態度に対し、虚偽情報の拡散に対する責任感の欠如を指摘する批判的な反応が最大化した。
また、同氏は配信内で「レンタル向日葵」と称する個人同行サービスの受付についても言及したが、一連の不祥事を受けその信頼性を疑問視する声も出ている。今回の騒動は、個人の発信力が企業経営に及ぼす負の影響と、配信者に求められる最低限の倫理観やガバナンスの欠如を浮き彫りにした。SNS上の不用意な言動が法的なリスクを内包する現状において、個人のリテラシー向上が急務となっている。