3月30日、緒方氏は京都府京都市内の主要な桜の名所を徒歩で巡回する配信を行った。行程は寺町商店街を起点に、祇園、円山公園、南禅寺、銀閣寺、平安神宮と多岐にわたった。当日の京都市内は最高気温が25度近くまで上昇し、桜の開花状況は概ね満開に近い状態であった。緒方氏は、月曜日という平日にもかかわらず、各地が観光客で著しく混雑している状況を報告した。
特筆すべきは、訪日外国人観光客の圧倒的な多さである。錦市場や木屋町周辺では欧米諸国からの観光客が目立ち、緒方氏は「外国人の多さに驚いている。桜の季節の人気は相当なものだ」と述べた。また、同氏は祇園の老舗洋食店「レストラン菊水」に立ち寄り、店舗の許可を得た上でビーフカツレツのセットを実食した。老舗店でありながら、デザートを含めたセット内容が3200円という価格設定について、同氏は「非常に良心的で満足度が高い」と評価した。
配信は約8時間半に及び、移動距離は23キロメートルを超えた。夕刻には一部で降雨が確認されたものの、円山公園での夜桜見物など、夜遅くまで賑わう京都の様子が映し出された。視聴者からは、通信環境の不安定さを懸念する意見のほか、屋台の価格高騰を指摘する声も上がった。観光需要の力強い回復を確認できた一方で、混雑への対応や通信インフラの整備といった課題を再認識させる結果となった。