Q-CHAN牧師は6日、米中間選挙でテキサス州の上院選に勝利したジェームズ・タラリコ氏(37)の信仰を巡る分析を配信で示した。共和党が敗北した中間選挙の結果に触れ、神の計画があるとして喜びと感謝を保つよう視聴者に呼びかけた。タラリコ氏は神学校に通い、政治家としての演説に聖書の言葉を数多く織り込んでいると紹介し、こうした政治家は少ないとの認識を示した。勝利宣言の場に隣人愛を意味する言葉が掲げられていたことも挙げ、聖書の教えを政治に持ち込む姿勢を評価した。
半面、民主党に多いリベラル系のクリスチャンと位置づけ、中絶を容認し、神を男女いずれかと定めない考え方を示している点を課題に挙げた。仏教やイスラム教なども同じ宇宙の真理を示すとの発言を紹介し、イエス・キリストだけを真理とする福音派の立場とは異なると指摘した。同性婚への賛否を巡る争点でも民主党寄りの立場を取っており、福音派や聖霊派のクリスチャンとは隔たりがあるとした。
演説では旧約聖書のダビデとゴリアテの物語を引き、自らをダビデに、既得権層をゴリアテになぞらえたと紹介した。イエスが神殿を清めた故事になぞらえ、政治の腐敗を取り除く時だと訴えたと紹介し、聖書の言葉を政策に反映させる手法に関心を示した。タラリコ氏が力を得るのが一時的なものかは分からないとしつつ、信仰に基づく言葉を政治の場で発し続けることへの期待を示した。