インターネット配信者のあーちゃん氏は20日、自身の番組内で、日常生活に支障をきたしている吃音症(きつおんしょう)の現状を明かし、精神科や心療内科の受診について視聴者と議論した。あーちゃん氏は、電話での予約時に自身の氏名が発音できなくなるなど「難発型」特有の症状に長年苦しんできたと説明。最近になり症状が再発・悪化したことから、専門医療機関への相談を真剣に検討している胸中を語った。
番組内で最大の焦点となったのは、発達障害の有無を確認するための診断テストに伴う経済的負担である。あーちゃん氏は、一部の検査費用が約3万円と高額に設定されている事例を挙げ、保険適用の可否や自己負担額に強い困惑を示した。これに対し、視聴者からは自立支援医療制度の適用による負担軽減や、IQ検査等の具体的な診断手順、さらには医療機関ごとの初診費用の差異について、自身の経験を交えた助言が相次いだ。
あーちゃん氏は、吃音の背景に発達障害等の二次的な要因が潜在している可能性についても言及した。専門外来の予約が困難である現状に加え、検査費用の壁が適切な診断への障壁となっている実態が改めて浮き彫りとなった。同氏は、今後自身の特性を正確に把握するため、公的制度の活用も視野に入れつつ、医療機関の受診に向けた準備を進める方針を明らかにした。