島崎直人氏は29日、北海道美深町を訪れ、旧国鉄美幸線の廃線跡を利用した観光施設「トロッコ王国」での乗車体験を中心に、道内各地の現状を報告する配信を行った。札幌市から約4時間をかけて現地に移動した島崎氏は、往復約10キロメートルの線路を自走式のトロッコで走破し、地域の観光資源としての価値を確認した。配信では、現地の冷涼な気候や自然景観を伝えるとともに、かつての鉄路を保存・活用する取り組みの意義についても触れた。
道中の議論では、自治体の財政問題や通信インフラの未整備といった社会的な課題に焦点が当てられた。島崎氏は札幌市の住民税流出や北見市の財政不足、さらには9月から施行される生活道路の30キロ制限など、多岐にわたる話題を展開。特に山間部における電波状況の悪化については、移動型衛星通信サービスの普及を求めるなど、インフラ整備の遅れが屋外配信の制約となっている現状を指摘した。
視聴者からは、走行速度や交通ルールの遵守を求める声のほか、現地の美しい景観に対する肯定的な反応が寄せられた。島崎氏は観光後に町内の松山湿原や滝を巡り、北海道の自然環境を高く評価した。地域の魅力を再発見する一方で、過疎地の利便性向上に向けた課題を浮き彫りにする内容となった。