ビームマンP氏は4月30日から5月1日にかけ、約14時間にわたる長時間配信を実施した。大型連休に合わせた今回の配信では、複数のゲーム実況に加え、独自の対話型AI「メモリア」を用いた視聴者との双方向的なコミュニケーションが主軸となった。同AIは配信中の発言やコメントをリアルタイムで学習・記憶する機能を備えており、過去の対話内容を引用した応答や、特定の状況下での擬似的な人格変化などが披露された。視聴者からはAIの記憶精度の高さや、即妙な受け答えに対して高い関心が寄せられた。
配信の後半では、生成AIをゲーム開発工程に統合する手法についての具体的な議論が交わされた。ビームマンP氏は、AIを用いてゲームのユーザーインターフェースやシナリオ、キャラクター設定を半自動的に生成する試行案を提示した。具体的には指示文からゲーム画面の試作図を作成する過程を実演し、開発コストの削減とコンテンツの量産を両立させる可能性について説いた。また、視聴者との対話を通じてAIキャラクターを主軸に据えた新規ゲームのコンセプトを練り上げるなど、技術的知見を基盤とした創造的な工程が長時間にわたって公開された。
このほか、最新のAI技術動向や配信機材の運用、さらには長時間活動における健康管理の重要性に至るまで多岐にわたる論点が提示された。配信の終盤には、AIによる自動的な情報の整理と記憶の蓄積が次回のセッションに向けて継続される仕組みも紹介された。個人のライブ配信という枠組みを超え、AI技術の積極的な活用を通じた新たな娯楽体験や、創作活動における省力化のモデルケースを提示した形だ。14時間を超える活動は、技術的探究とコミュニティ形成の両立を示唆して幕を閉じた。