四月二十七日、藻郎氏は地震災害からの生存をテーマとしたアドベンチャーゲーム「サバイバーズ・ギルト」の実況配信を行った。本作は巨大地震によってエレベーター内に閉じ込められた会社員の視点から、限られた物資や自身の健康状態を管理しつつ、外部との通信を通じて救助を待つ過程をシミュレートするものである。藻郎氏は最高難易度の設定を選択し、五時間を超える配信を通じて、震災という極限状況下における資源管理と人間心理の複雑さを淡々と描写した。
配信では、浸水や火災といった二次災害が次々と発生し、緊迫した展開が続いた。特に、救助の優先順位が「世間の認知度」によって左右されるというゲーム独自の概念が焦点となり、社会における生存の優先順位という倫理的課題が浮き彫りとなった。藻郎氏は外部の救助隊や他の生存者、疎遠な知人らとの電話応対を戦略的に進め、精神状態の維持に努めた。視聴者からは、災害描写の生々しさや、キャラクターが直面する絶望的な状況、そして生存者が抱える心理的葛藤について多くの声が上がった。
最終的に、藻郎氏の操作するキャラクターは七日目の朝に体力を使い果たし、救助を目前にして死亡するという結末を迎えた。攻略には至らなかったものの、徹底したデータ重視のプレイと冷徹な状況分析に対し、視聴者からは「救助活動の困難さを再認識した」との反応が示された。本配信は、エンターテインメントの枠を超え、現代社会における防災意識や生存の意義を改めて問い直す機会となった。